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澤食の歴史と建物menu


 澤食(さわい)は、とても古い町家です。
確認できる建物登記簿の日付は、明治1897年となっており実際にはそれ以前に建てられたものと考えられます。町家には、商家や、しもた屋(住居専用の町家)などがあるようですが、本建物は花街でお茶屋をいとなんでいた町家です。 他の町家と同じように間口が狭く通り庭があり火袋もあります。お茶屋さんとして特徴的なのは、隠し階段(緊急時の脱出用?)や、 吹き抜けになった押入れのようなもの(なるべく人と顔を合わせないようにお茶などを台所から部屋まで届ける手動エレベーターのような仕掛けの跡)です。 又、1階の広間は、ホールとして使われており、社交ダンスが行われていました。この空間は、和洋折衷で、回転式の美しいガラス窓が当時を偲ばせています。
 先の女将(おかあさんとよばれていた)土屋幸子(現在97歳)のリノベーションにより、宿の形になりました。 しかし、お茶屋の当時のまま残してある所が多数あり趣深く感じられます。柱など構造もそのままで130年以上しっかりと建ち続けています。 大工さんによると建物の工法はお寺と同じ建て方をしており、地震などの揺れには、適度に揺れることで衝撃を和らげるように意図して作られているそうです。 その通り、先日の台風でも小舟のように良く揺れました。
 昭和の始め、先の女将の青春時代、この家の裏は、鴨川の支流宮川の砂地で、水がすぐそこまで迫っており、大きな灯篭が備えられ、小舟が停泊していたようです。 遠くから見ると、赤い提灯をぶら下げたこの家が、川に浮かぶ大きな客船のように見えたと先の女将が申しておりました。


    

    
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京都 澤食-さわい-
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